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No.151 2006年11月6日号
三連休での雑考

━━ Management Today = 市場価値を高めるヒント = ━━━━━━━━━━
                                                  No.151 2006年11月6日号
                                                      市場価値測定研究所
                                                                藤田 聰
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                     三連休での雑考
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 今、三連休の土曜日午後です。この三連休は天気が良いようですね。読者の皆
さんはどのように過ごされておられますか?僕は先月より少々仕事が立て込んで
おり、半分以上仕事という感じです。

 昨夜、ガーデンプレイス内を歩いていると、恒例になりましたバカラのクリス
マスツリーがありました。その周りもイルミネーションで綺麗でした。見渡せば、
カップルや家族連れのプライベートの方ばかりです。そこで、来年は4月に1週
間と、10月に2週間のバケーションを取り、春は国内旅行、秋は海外旅行に行
くことを固く決意いたしました。今年は海外バケーションに行けませんでした。

 このところ、”ワークライフバランス”なる言葉をよく見かけますが、仕事以
外のプライベートを充実させることが成熟した人間への第一歩と言えるでしょう。
専門分野のキャリアと関わりがありますので、率先垂範でいきたいと思います。

 さて、先週は”グローバル人材”をテーマに、日産自動車のゴーン社長の話を
伺う機会がありました。初めてライブで講演を聞いたのですが、参加者から異文
化適応について質問がありました。異文化適応能力は当社の評価モデルでは、ビ
ジネス基礎能力の一つに位置付けられており、興味を持って回答を聞いておりま
した。

 ゴーン社長曰く、”外国人とのコミュニケーションのみが異文化適応ではない。
社内でも色々な職能の方、色々な世代の方、という異文化の方々がいるではない
か。まずはそういうことを意識されてやっていけば、本質的には外国人との適応
もスムーズに図れるのでは・・・との回答でした。

 また、基調講演後のパネルディスカッションでは、女性の国際的経営者曰く、
男性とか女性とかというくくりは悪しき習慣で、根本はパーソナリティーの個人
差であるとのことでした。確かに、男性で女性的な方もいるし、女性でも男性的
な方は存在しますね。国籍もたまたまそこに属していたということです。中国人
でもアメリカ人でも、所謂、日本人的なタイプの方も一部おられます。

 ダイバーシティー(多様性)は今後大切にしたいキーワードです。つまり、異
質の方と交わると進化が生まれます。特に、日本は単一民族国家なので、同質的
な集団です。人種の坩堝であるニューヨークやロンドンのように、うまくアレン
ジしたいものです。

 通常の付き合いを見ても、やはり同質的な人同士が戯れますね。同質的なもの
同士では自分と思考行動パターンが似ているので疲れません。逆に、異質の方と
の付き合いでは始めはしっくりきません。但し、お互いの良さを認め合う関係に
なれば、長期的な補完関係となり、シナジーが生まれるのです。

 組織の目的は何か?というと、1+1>2です。1人と1人が組んで、2人よ
り大きい成果を残すということです。逆に、うまく行かないケースもあるのが組
織の妙です。同質の場合であれば、1+1=2となり、質的なものではなく、量
的な拡大を意味するのです。

                                   了。

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