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Market Value Assessment of Japan
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No.134 2006年2月20日号
『トリノオリンピック』から

━━ Management Today = 市場価値を高めるヒント = ━━━━━━━━━━
                                                  No.134 2006年2月20日号
                                                      市場価値測定研究所
                                                                藤田 聰
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                    『トリノオリンピック』から
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 このところ、暖かい日が続きましたが、昨日から寒くなってきました。寒暖の
差が激しいので、風邪などひかぬようご留意下さい。

 さて、先週末からトリノオリンピックが開催されていますが、未だ日本はメダ
ル0が続いています。オリンピック小僧である私は深夜眠れない日々が続いてい
ます。34年前の72年の冬季札幌、夏季ミュンヘンからオリンピックの記憶が
残っています。

 前回の2004年夏季のアテネでは、メダルラッシュに沸きました。お家芸で
ある柔道、水泳の北島選手、マラソンの野口選手等、記憶に新しいところです。
協会もマスコミも、前回のこともあり、かなり楽観的な予測をしたようです。

 惜しいところでは、男女スピードスケートの500Mでしょう。ともに4位で
した。特に、岡崎選手は3位と0.05秒差とのことでした。最後の100Mで
焦ってしまい、タイムロスに繋がったようです。

 銅メダルが期待出来るものとして、ジャンプ、女子フィギュアスケート、男子
回転、男子ショートトラック位でしょうか?何とか一つでも取って欲しいもので
す。しかしながら、選手は血の滲むような努力をされているので、評論家ぶるの
はよろしくないですね、本当に。。。

 気になるデータとして、今、『10年後の日本』(文春新書刊)を読んでおり
ますが、子供の体力低下に伴い、2016年オリンピック惨敗の予感という記述
があります。このところ、体力測定やスポーツテストの結果が悪くなってきてい
るとのことです。走る、跳ぶ、投げる、全てが低下傾向にあるとのことです。

 体力は全ての土台であり、その上に気力(心)や能力(技)があると考えるこ
とも出来ます。健全な肉体と精神は深い関係があると思います。ゆとり教育が裏
目に出て、学力低下が叫ばれていますが、体力低下も連動しているのではないで
しょうか?

 これからはどんな仕事に就こうが、プロフェッショナルが求められます。心・
技・体が一体化して、結果が出るということをきちんと体系化して教育を施して
いくことが求められるのではないでしょうか?教育という言葉は宜しくありませ
んが、主体的な学習の前提として、ある一定レベル、自立出来るまではリードし
ないといけないようです。

 このところ、ここの部分を履き違える大人や若者が多いような気がします。自
由とはきちんと基本的なことが出来た後のご褒美であるということをわかって欲
しいものです。自分探しをセミナーで行うことは良いのですが、一つ一つの仕事
から自分探しをするのであって、きちんと伝えないとニートやモラトリアム型フ
リーターが増え続け、労働力という観点から、取り返しのきかないところまでい
くことを危惧しております。
                                   
                                   了。

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