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No.126 2005年10月18日号
アメリカでの雑考

━━ Management Today = 市場価値を高めるヒント = ━━━━━━━━━━
                                                 No.126 2005年10月18日号
                                                      市場価値測定研究所
                                                                藤田 聰
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                     アメリカでの雑考
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 海外出張およびバケーションから、16日の日曜日に帰国しました。事務所を
12日間空けておりましたので、昨日は残務処理で一杯一杯でした。よって、今
回に限り、1日遅れの送信となります。ご了承下さい。それにしてもこのところ
迷惑メールが多く、うんざりしてしまいます。読者の皆さんの中で、何かよい方
法があれば、お教えいただければ幸いです。スタッフにも聞いておりますが、お
手上げ状態です。

 さて、久方ぶりにアメリカ東海岸に行きましたが、仕事以外では丁度20年前
に留学していたフィラデルフィアにあるペンシルバニア大学に足を運びました。
当時住んでいた大学傍のタウンハウスや校舎を見ると、当時の事が蘇ってきます。
20年の月日を経て、当時新しい校舎はやや古くなり、新しい校舎や大学寮がい
くつか建っておりました。

 キャンパスを歩いての感想ですが、当時よりも日本人留学生が少なく感じられ
ました。アジア系の学生も多く見掛けるのですが、中国人、インド人、韓国人、
シンガポールやタイ人のようです。キャンパスの風景からは、世界中から色々な
国籍の人が集まり切磋琢磨するのですから、何か寂しい感がありました。

 ビジネススクールでも、グループワークする部屋はガラス貼りで外から見える
のですが、元気に見えるのはどうやら中国人、シンガポール人のようで、日本人
の方は黙々とコンピュータに向かう姿が印象的でした。そんな光景から今後は益
々グローバル、ボーダレス化していく組織において、いかに自分を表現出来るか
がより重要になってくるでしょう。

 そのためには、その前提として、まず英語を第2標準語とする位の国策が必要
でしょう。小さい頃から如何に英語に接するかが重要なポイントです。人材の面
では、今後は鎖国主義から開国主義へと戦略の大転換が求められるでしょう。

 今後はより契約社会の方向に進んでいきます。その時に非常に鍵となる能力は
コミュニケーションスキルと言えましょう。日本人特有の謙虚さは悲しいかなロ
ーカルルールです。言葉できちんと発信しない限り、先方は理解してくれないも
のです。言葉には限界があれば、それこそ補完出来るだけのボディーランゲージ
も重要でしょう。

 このところ、大学改革が叫ばれておりますが、グローバルという波を忘れた戦
略は危険なものでしょう。これまで以上に優秀な留学生の囲い込みも重要な戦略
です。大学においても、大学院およびエクステンションセンターの拡充での社会
人の囲い込み同様、国際広報を今まで以上に重点を置いた施策が今まさに必要で
ある時期に来ていることを認識していただきたいものです。

                                   了。

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