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No.84 2004年1月19日号
中高年の活用

━━ Management Today = 市場価値を高めるヒント = ━━━━━━━━━━
                                                  No.84 2004年1月19日号
                                                      市場価値測定研究所
                                                                藤田 聰
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                          中高年の活用
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  今日の東京は雪がちらついており、大変寒いですね。そうはいうものの、以前
と較べると暖かくなりました。やはり温暖化現象が徐々に進んでいることを実感
せざるを得ません。

 さて、今週も2日間、中高年を対象とした研修プログラムを実施しました。こ
のプログラムはかれこれ5年以上お引き受けしておりますが、年々少しずつ、対
象者も変わってきています。50代が中心層ですが、40代の方や女性も以前と
較べ多くなりました。

 5年前はまだまだ“就社”という価値観が当たり前でしたので、当然、転職を
想定されて入社された方は少なく、職務経歴書の作成は今まで経験の無い方が多
い訳です。PCも利用されたことがない中高年の方も多かったですね。

 大分、様変わりしてきました。会社の業績が悪いと、コスト削減を目的とした、
人員整理を行い、“リストラ”という言葉は今や一般的に利用される言葉になり
ました。

 個人も大失業時代−350万人もの失業者や若年層を中心としたフリーターの
増加等−を迎え、PCが出来ることは当たり前、会社に頼らず、個として自立す
ることが求められます。

 就労形態も大きく変わりました。正社員比率が下がり、契約や派遣社員の比率
が上がり、成果主義を前提としたプロ契約や副業可能な就労形態も出てきており
ます。10年前では考えられませんでした。

 日本の人口は確かですが、今年がピークになるということを耳にしました。国
力を考えると、中高年の有効活用、女性や外国人労働者を含め、真剣に今までの
枠組みを見直し、ワークシェアリング等のシステムを取り込み、健常者であれば、
70歳位までは十分働くことが出来るシステムを国として構築すべきでしょう。

 更に、このところ危惧していることは、若年層でコミュニケーションスキルに
乏しい方が多いことです。携帯やPC文化で育った方々は確かにITリテラシー
は高いですが、それを扱う人間性という部分が未熟であれば、結局のところ、有
効に活用出来ないということではないでしょうか?
                                   了

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