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No.8 2000年11月20日号
価値を高める習慣

━━ Management Today = 市場価値を高めるヒント = ━━━━━━━━━━
                                                   No.8 2000年11月20日号
                                                      市場価値測定研究所
                                                                藤田 聰
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価値を高める習慣
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 今号では、価値を高める習慣について記したいと思います。
ところで、読者の皆さんは普段何時に起きられていますか?朝7時頃でしょうか?
大方のビジネスマンは(就業規則にある基本的な)出社時刻−(通勤時間+朝食
摂取時間等)で起床時刻を設定されていると存じます。また、前日深酒などして
しまうと、上記の朝食摂取時間等が削られているが現状でしょう。

 自分の時間を創るには、やはり早起きが一番です。小生もIBMの新米社員時
代、或る上司から"Early-bird Operation"を徹底的に叩き込まれました。"早起き
鳥オペレーション"ということで、外資系勤務の社員の方は耳慣れた言葉だと存じ
ます。

 早起きの効用について、小生なりに申し上げますと、誰にも侵されない自分の
時間を過ごすことが出来ることです。また、一定の睡眠時間を確保するために早
寝が習慣化することも健康上よろしいかと考えられます。例えば、朝5時に起き
れば、自己啓発の時間を1〜2時間程度確保し、英語や財務会計やPC等のスキ
ルアップに毎日励むことが可能となります。また、健康維持・増進のために、近
所をジョギングしたり、トレーニングすることも考えられます。習慣化するまで
大変かと思いますが、習慣化できれば、生活にリズムが出来、良い意味でメリハ
リのあるオペレーションとなり、生産性も上がることが推定できましょう。筆者
の経験上、常に成果を出されている"人財"と呼ばれる方々は朝の時間を有効かつ
有意義に使っているようです。午前中、前日を引き摺って、主体的に動かず、指
示を待って、ボーとしているような方でコンスタントに活躍されている方は皆無
に等しいでしょう。

 また、早く起きて自宅から職場にまず移動して、(職場に貢献することを前提
に)自己啓発や業務に励むという方もいられます。この場合、通勤時間帯が違う
ので、都心に向かう電車のような通勤ラッシュを免れ、快適に通勤できるかと存
じます。新聞や雑誌を読むもよし、英語のヒアリング用テープを聞くもよしでし
ょう。会社に到着しても、あまり人がいませんから、集中して何らかの作業に取
り組むことができます。煩い上司から指示されることもありませんね。(笑)

 このように、早起き習慣の効用について述べましたが、これは"ずらしの効用"
だと筆者は考えています。起きる時間帯をずらすことによる効用です。ビジネス
マンとして、何でもかんでも、運命共同体的に同じ時間帯で過ごしていくことは
同質化していくことを意味します。21世紀は個をベースとした契約社会に移行
していくでしょう。つまり、個人と会社は売り買いの世界となりますので、最も
避けたい習慣といえます。個として商品の差別化が図れず、商品の価値が逓減し
ていく訳です。同じ事をやってしまうと、同じ結果以上は決して望めないと考え
た方がよろしいでしょう。右肩上がりの時代は、同じ事をやれば、最低でも同じ
結果は確保されるとイメージ出来ましたが。

 これからの契約社会において、"ずらす"ことは重要な意味を持つと考えていま
す。今回の"早起き"は時間軸で"ずらす"ことを捉えました。更に、"ずらす"こと
を空間軸で捉えていくこともパーソナルマーケティングを考えていく上で必要で
しょう。

 筆者はサッカーやラグビー等の集団球技を学生時代にやっておりましたが、点
を獲るためには、パスをまわしていき、相手の守備体系を崩し、スペースを作る
ことができるかということにつきます。これもずらすことに他なりません。両者
ともずらして得点をとるというスポーツなのです。これは、空間軸でずらすこと
の一例です。

 読者の皆さん、身の周りで"ずらす"ことを是非とも考えていただければ。。。


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□  今号のまとめ
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●早起きの効用(→ex.早起きは3文の得)
            ↓
●	"ずらし"の効用
↓
●"ずらし"を日々の生活の中で展開、習慣化
↓
●	"個"という商品としての差別化、高付加価値化
↓
●	市場価値の向上


                                                                    了。

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